Tremors

心の中の小さな震え。

両目で視る。

自分の目で見えているものは
自分にとって真実という前提で
生きてきたいるわけだけど
その中には主観というものがあって
視野の中の1/100くらいしか認識してないらしい。

でもって、その見え方も、視力の悪い人にとっては
もっと狭いことになっていて
なんていうかほとんど想像で、
ものとの距離とか存在を認識しているので、
ほぼ妄想の世界で生きているのかもしれない。
 
 
この前、青山のめがね屋さん「ドイツマイスター眼鏡院」
視力の検査をしてもらったのだが
うすうすは気づいていたけれど
近くを見るときは左目
遠くを見るときは右目
という使い分けをしていて
普通なら左右で見た像を脳内で合成して
距離を図るというシステムが機能していない
っていうのがわかったのです。

だから、球技が不得意。
(距離がわからんので場所を移動して球が取れない。なので、キャッチャーゴールキーパーとか小さな範囲に球がやってくる場所の役割を選んでた)
集団行動も不得意。(距離測れないから)
よくつまづいたり転んだり、は子どもの頃多かったけど、太っているせいなのだと言われていた。

んじゃぁどうやって、距離を理解するのかといったら
長年の訓練なんだそうで。
まぁ、体の不具合は訓練によるカンを養うことで
だいたいのことはどうにかなる。。。わけだけど

何せ片方の眼で、いろいろやろうとするので
視神系は常に緊張しているから
ものすごく首肩が凝る。
それは小学生の頃から。

片方ずつ矯正すると1.0が出るのに
両眼だと0.7くらいしか見えないという謎の視力の出方をするので
視力の出にくい左目の機能を発達させるために
小学生のころ
右目に眼帯させられたりとか。。
乱視だとか言われて、超ハードコンタクト入れられたり。。

とかいう、諸々の不都合。。。
しかし、それがきつすぎて早々に離脱して
普通のめがねを愛用。。。
というか、選択肢が普通の眼鏡以上にあるとは思わず早何十年。。。

で!
今回インドで眼鏡をなくした!と思ったところから
もしかしたらもっと楽に見える眼鏡が作れるかも
という希望を持って、
「ドイツマイスター眼鏡院」さんなる眼鏡屋さんへ
いってみたのです。

元ネタは小笠原和葉さんのブログ。。
https://ameblo.jp/kazuhaogasawara/entry-12328715445.html
ボディワークの専門家が良いというものに興味津々。。

そんで、こちらで検眼してもらった結果
人生初めて、両眼で1つのものを認識する
という見方ができるめがねが出来上がりました。

眼は脳直結の機能なので
今まで、眼の機能も左右独立してたから
その情報も左脳右脳と独立して認識していたらしいのだけど
ここにきて、見るということに関して
左右の脳が一緒に活動するという
なんか面白いことが起こりそうなのである。

今まで、見えてきたというか見ていたと思われるものって
眼に入ってきた情報を脳が新しく再構成して見せているものなので、
そこが変わると、2Dが3Dになったような感じになるんかなー

などと、期待してたりして。

でも、まー全然変わらないかもしれない。

それはかけていかないとわからない。

もうちょっと早く来てほしかったですね。。。
とめがね屋さん。
そう、老眼が入る前に来たかったな。

で、まだめがねは届いておりませぬ。
なので、ほんとに楽になるのかどうかはこれから。

かけてみてから、こういうのは書いた方が良いのかもしれないけど
とりあえず、そういうめがね屋さんもあるよってなことで。

安売りのめがねからしたらだいぶ高いですが
そしてお店のおにいいさんがけっこうぐいぐい系なので
ちょっとひいいたりしましたが(笑
技術は確か。
 
最近いろんな点で、
(自分の)身体はこうだよね、って信じきっていたものを
外されている今日この頃。

私の「普通」は私だけの「普通」であって
それに合わせて身体はバランスを取ろうといろんな場所にちょっとずつ負荷をかけて整合性を保とうとがんばっている。
でも、それも続けすぎると不具合が出てくる。
無理が効かなくなってくる。

まぁ、そんなお年頃なんですけどね。

もう一人(片眼)で頑張らなくてもいいんだよ、
両目で楽していこうじゃないか!

と、人生全般にもなりますように(笑

今日あたり、眼鏡が届くはず。
またそのつけ心地もレポートいたしましょう